勤怠記録
労働者の出勤や欠勤といった “勤怠区分” を日付・労働者ごとに記録したデータです。
=== “行列書式 (シフト表書式)”
!!! example "例"
| 社員 ID | 2025-07-01 | 2025-07-02 | 2025-07-03 | 2025-07-04 | ... |
| ------- | ---------- | ---------- | ---------- | ------------ | --- |
| A01 | 出勤 | 出勤 | 欠勤 | 年次有給休暇 | ... |
| B01 | 公休 | 公 | 出 | 有休 | ... |
=== “行書式”
!!! example "例"
| 社員 ID | 日付 | 勤怠区分 |
| ------- | ---------- | ------------ |
| A01 | 2025-07-01 | 出勤 |
| A01 | 2025-07-02 | 出勤 |
| A01 | 2025-07-03 | 欠勤 |
| A01 | 2025-07-04 | 年次有給休暇 |
| B01 | 2025-07-01 | 公休 |
| B01 | 2025-07-02 | 公 |
| B01 | 2025-07-03 | 出 |
| B01 | 2025-07-04 | 有休 |
| ... | ... | ... |
勤怠記録の書式は行書式と行列書式 (シフト表書式)の二種類があります。 組織や労働形態に応じて使いやすい書式を選んでください。
行書式
行書式では労働者の一日の記録を行ごとに入力します。
他のプログラムで読み込む場合などには便利な反面、データをそのまま見る場合には冗長で一覧性が低いという欠点があります。 Yamori 以外の統計解析ソフトを使う、 CSV/TSV ファイルで記録するといった場合におすすめです。
読み込み条件
以下の条件をすべて満たす場合、そのファイルもしくはシートを行書式の勤怠記録として扱います。
- 一行目に社員 IDとして扱われる列名が存在する
- 一行目に日付として扱われる列名が存在する
- 一行目に勤怠区分として扱われる列名が存在する
定義されていない列は無視されます。
行列書式
行列書式では行を労働者、列を日付とし、勤怠区分を交点に入力する二次元データです。
社員の勤務状況が一覧で見やすい反面、プログラムから読み込みにくいという欠点があります。 Yamori を使わずに勤怠一覧として参照することが多い、Excel のワークブックで記録するといった場合におすすめです。
読み込み条件
以下の条件をすべて満たす場合、そのファイルもしくはシートを行列書式の勤怠記録として扱います。
- 一行一列目に社員 IDとして扱われる列名が入力されている
- 一行目に有効な日付文字列が一列以上存在する
一列目を除き、一行目が有効な日付文字列ではない列は無視されます。