社員マスタ
社員の一覧を管理するファイルです。
!!! example “例”
| 社員 ID | 名前 | 初回付与日 | 付与テーブル名 | 適用開始日 |
| ------- | --------- | ---------- | -------------- | ---------- |
| A01 | 田中 太郎 | 2020-01-01 | 週5 | |
| B01 | 鈴木 花子 | 2020-01-01 | 週4 | |
| B01 | 鈴木 花子 | 2020-01-01 | 週5 | 2022-02-22 |
| ... | ... | ... | ... | ... |
"田中 太郎" は 2020/01/01 を初回として "週5" の日数の年次有給休暇が付与されます。
"鈴木 花子" は 2020/01/01 を初回として 2022/02/21 までは "週4" として年次有給休暇が付与され、
2022/02/22 からは "週5" として付与されます。
運用中に社員マスタへの変更が必要になった場合、既存の行の内容を変更しないでください。 過去の計算も変わってしまうため、 適用開始日 を設定した新しい行を追加してください。
読み込み条件
ファイル名もしくは Excel ブックのシート名に以下の文字列が*含まれている*場合、社員マスタとして読み込みます。
- 社員マスタ
- 社員一覧
- 労働者マスタ
- 労働者一覧
Excel ブックのファイル名の場合は含まれているシートを全て社員マスタとして読み込みます。 社員マスタ以外のシートが含まれる場合はファイル名を条件から外れるものにし、シート名に上記の文字列を含めてください。
列の種類
以下の列は必須となります。
社員 ID
労働者を一意に識別する文字列です。 社員番号などの実際の ID やランダムな文字列、ハンドルネームなど一意性が確保される限り書式は問いません。 重複する社員 ID が見つかった場合は処理が中断されます。
社員 ID として扱われる列名は以下のとおりです。
- 労働者ID
- 労働者 ID
- 社員ID
- 社員 ID
- 社員番号
- ID
- id
上記の列名のうち 2 つ以上が同時に存在する場合、上記の表における表示順の高いものが優先して利用されます。
名前
労働者の表示名です。 未指定の場合は 社員 ID が表示されます。
名前として扱われる列名は以下のとおりです。
- 労働者名
- 社員名
- 表示名
- 名前
上記の列名のうち 2 つ以上が同時に存在する場合、上記の表における表示順の高いものが優先して利用されます。
年次有給休暇初回付与日
この労働者に対して最初に有給休暇を付与する日付です。 法令では入社から半年以内に付与することが義務付けられています。
年次有給休暇初回付与日として扱われる列名は以下のとおりです。
- 年次有給休暇初回付与日
- 有給休暇初回付与日
- 初回付与日
有効な日付の書式は以下となります。
YYYY-MM-DD(例:2013-05-26)YYYY/MM/DD(例:2013/05/26)YYYY/M/D(例:2013/5/26)
時間も含まれている場合、時間部分は無視されます (切り捨て)。 時間とタイムゾーンが含まれている場合は実行コンピュータ上のタイムゾーンに換算してから時間を切り捨てます。
年次有給休暇付与テーブル名
この労働者に有給休暇を付与する際の日数計算に用いるテーブルの名前です。 年次有給休暇付与テーブル で定義された名前を指定してください。
年次有給休暇付与テーブル名として扱われる列名は以下のとおりです。
- 年次有給休暇付与テーブル名
- 有給休暇付与テーブル名
- 付与テーブル名
- 付与テーブル
適用開始日
ある時点から労働者の内容を変更する場合に利用する列です。 運用中に労働者に対して変更が必要な場合、その変更の適用開始日を入力してください。
!!! example “例”
週4 勤務の "鈴木 花子" が 2025/05/01 から週5 勤務に変わる場合、
| 社員 ID | 名前 | 初回付与日 | 付与テーブル名 | 適用開始日 |
| ------- | --------- | ---------- | -------------- | ---------- |
| B01 | 鈴木 花子 | 2020-01-01 | 週4 | |
| B01 | 鈴木 花子 | 2020-01-01 | 週5 | 2025-05-01 |
とすることで過去のデータに影響を与えることなく変更できます。
Yamori は過去のデータも再計算を行うため、社員マスタを変更してしまうと過去の実績も最新の労働者情報で計算されてしまいます。 そのため、運用中に労働者に対する変更を行う場合は、必ず変更後の情報を新しい行として追加してください。