Yamori について
Yamori は年次有給休暇の計算と検証、可視化を行うオープンソース[^0]ソフトウェアです。 勤怠が記録されたファイルや社員データファイルを読み込み、年次有給休暇を何日取得したか、何日残っているか、出勤率が八割を下回っていないかなどを自動で計算します。
[^0]: AGPL 3.0 でライセンスされています。
特徴
一般的な勤怠システム・ソフトウェアと異なり、Yamori は入力インターフェイスを持っていません。
社員の名前や ID 、初回付与日、勤怠といった「事実」や「記録」は全てユーザがファイルに入力します。 そのため、ファイルの書式はユーザがそのまま見てもわかりやすいものとなっており、Yamori 以外の外部プログラムからのアクセスも容易です。
!!! info “ファイルの種類”
利用可能なファイルの種類は[ファイル形式](./file-types.md)ページにまとまっています。
Yamori を起動すると、ユーザが入力した「事実」や「記録」を全て読み込み、年次有給休暇の取得日数や法令違反のリスクといった「集計」や集計に基づく「状況」を表示します。
ユーザデータが通常の一般ファイルであるためベンダーロックインが発生せず、移行や連携がしやすいのが大きな特徴となります。
また、ソースコードが公開されていることに加えネットワーク通信が不要[^1]なことから、セキュリティ上のリスクがクラウドサービスと比べて圧倒的に低くなります。
[^1]: Yamori はローカルソフトウェアです。インターネットや LAN がない状況でも完全に機能します。
利用方法
Yamori のデスクトップアプリケーションをダウンロードし実行します。 サポートされる OS は以下のとおりです。
- macOS Catalina 10.15 以降
- Windows 10, 11
- Linux
!!! note “準備中”
ダウンロードページは現在準備中です。