yamori

有給休暇計算を主目的とした簡易勤怠管理システム

付与上書きログ

付与上書きログファイルでは自動的に計算される年次有給休暇の付与を手動で上書きすることができます。

例えば、

などに、特定の日付の付与をなかったことにすることや、逆に本来付与日ではない日に付与を行ったことにできます。

!!! example “例”

| 社員 ID | 日付       | 付与日数 |
| ------- | ---------- | -------- |
| A01     | 2025-07-01 | 0        |
| A01     | 2025-07-08 | 10       |

社員 ID日付が同じ行が存在する場合は処理が中断されます。 過去の上書きログに変更を行う場合は、対象の行を直接更新してください。

読み込み条件

ファイル名もしくは Excel ブックのシート名に 付与上書き という文字列が*含まれている*場合、そのファイルもしくはシートを付与上書きログとして読み込みます。 書式が異なる・不正なデータが存在する場合は処理が中断されます。

列の種類

付与上書きログの列は全て必須です。 列の順番は問いません。

社員 ID

社員マスタ で定義した社員 ID です。 存在しない社員 ID が見つかった場合は処理結果ログに警告として出力されます。

社員 ID として扱われる列名は社員マスタ#社員 ID を参照してください。

日付

上書きする対象の日付です。 日付のほかに、 n回目 (例: 2回目) とすることで n 回目の通常付与を行う日を指定することができます。

日付として扱われる列名は以下のとおりです。

付与日数

上書きする日数です。 数値、もしくは n日 (例: 10日) という指定ができます。

通常付与日を 0日で上書きすると、その通常付与がなかったことになります。 付与のない日付に 0日を指定しても何も起きませんが、入力ミスの可能性を考慮して処理結果ログに警告として出力されます。

負数の入力はエラーとなり処理が中断されます。 年次有給休暇の行使実績を勤怠記録に入力する、過去の付与日を 0日として上書きするなどしてください。

付与日数として扱われる列名は以下のとおりです。